12月号のMonday Mergeをお届けします!そしてこれが、2025年最後のニュースレターです。
AIネイティブなソフトウェア開発が大きく進んだ一年の締めくくりとして、今月号ではGitLab 18.6の新機能、インテリジェントソフトウェア開発時代に関する最新のグローバル調査、そして年末に向けたイベント情報をお届けします。
それでは、さっそく見ていきましょう👇
GitLab 18.6:設定を超えた完全なコントロールへ

今月のリリースは、特に規制の厳しい環境において、AIをワークフローにどう組み込むかをチームがより柔軟にコントロールできるようにすることにフォーカスしています。ここでは主なアップデートをご紹介します。
GitLab 18.6では、AIガバナンスと柔軟性がさらに強化され、AIをソフトウェア開発ワークフローにどう組み込むかを、これまで以上に自由にコントロールできるようになりました。
このリリースにより、開発チームとセキュリティチームは、最適なAIモデルの選択、厳重に保護された環境内でのAI実行、そしてAI活用の拡大に合わせたガバナンスの徹底が可能になります。
主なアップグレードは以下の通りです。
- Duo Agent PlatformのGPT-OSS-120Bモデルサポート
Self-Managed環境で、オープンソースのgpt-oss-120bモデルが利用可能に。複雑で推論重視のエージェントワークフローに最適で、透明性・監査性・データ主権を重視する組織に向いています。 - エアギャップ環境でのWeb IDEサポート
公共機関、防衛組織、規制産業など、インターネット接続が制限された環境でも、Web IDEをフル機能で利用できるようになりました。 - クラウド接続Self-Managed向けのモデル選択(一般提供)
組織はDuo Chatに使用するAIモデルを完全に選択でき、コスト、コンプライアンス、地域規制、内部ポリシーなどの要件に合わせてモデルを決定できます。 - Duo PlannerとSecurity Analystエージェントの強化
Duo PlannerとDuo Security Analystがエージェントチャットのドロップダウンにデフォルトで表示されるようになりました。設定不要で、どのプロジェクト・グループでもすぐ使え、計画やイシュー整理、セキュリティ分析を支援します。 - コンテキストフィルタリングでよりスマートなプラットフォームセキュリティを実現
セキュリティチームは、プロジェクトにビジネス文脈(重要度、アプリの種類、ビジネスユニットなど)をラベル付けし、ビジネスインパクトに基づいて脆弱性を絞り込み、優先度の高い作業から迅速に対応できます。
GitLab 18.6は、監査性・ガバナンス・コントロールを犠牲にすることなくAIで開発を加速させたいチームのために設計されています。インテリジェントなDevSecOpsの新時代は、すでに始まっています。
DevSecOps調査:インテリジェントソフトウェア開発の時代

GitLabが新たに発表したグローバルDevSecOpsレポートでは、開発・セキュリティ・運用に携わる3,266名を対象に調査を行いました。調査では、AIによってコーディングは加速したものの、新たなボトルネックも生まれていることが明らかになりました。
GitLabはこれを「AIパラドックス」と呼んでいます:
コーディングはこれまでになく加速する一方で、分断されたツールチェーンや増え続けるコンプライアンスの複雑さが、デリバリーのスピードを遅らせているという現状があります。
主要ポイントは次の通りです:
- 数字で見るパラドックス
- チームはAI関連の非効率により、毎週7時間を失っている
- 60%がソフトウェア開発に5つ以上のツールを使用
- 49%が5つ以上のAIツールを使用
- 85%が、エージェント型AIはプラットフォームエンジニアリングのアプローチなしには成功しないと回答
- AIがソフトウェア開発の役割を再定義している
- 76%が、コーディングが容易になることで、エンジニアが減るのではなく増えると考えている
- 87%が、将来のキャリアを守るためにはAI導入が不可欠と回答
- 87%が、スキルアップへのさらなる投資を求めている
- 人間の監督は不可欠
- 37%のみが、人間のレビューなしでAIを信頼できると回答
- 73%が「vibe coding(取り敢えず動くコーディング)」による問題を経験
- 88%が、創造性やイノベーションには常に人間の貢献が必要と考えている
- コンプライアンスの課題は増加中
- 70%が、AIによりコンプライアンスが難しくなったと回答
- 76%が、コンプライアンス問題の大半がデプロイ後に発覚されると回答
- 82%が、2027年までにコンプライアンスはコードに直接組み込まれると予測
今後のイベント情報

12月もイベントが盛りだくさん! GitLabの出展・登壇場所はこちらです:
📍 12月1日〜5日 — AWS re:Invent
- カスタマーブレイクアウトセッション
「Developers Soar at Southwest Airlines®: A Journey to AI-Powered DevSecOps」
Southwest Airlines社がGitLab Duo + Amazon Q Developerを活用してデベロッパーの生産性をどう高めているかを紹介しました。 - AWSとの合同セッション
「GitLabとAWS Secrets Managerで秘密情報を安全に管理」
GitLabシニアエコシステムソリューションアーキテクトJoe Mann、AWS Secrets Management GM Ritesh Desaiが登壇しました。 - GitLabライトニングトーク
週を通してブースで、GitLab AIエージェントを使った開発、数分で稼働する CI/CDパイプラインの構築、カスタムフレームワークでのコンプライアンス自動化、Amazon QとGitLabワークフローの統合方法などを紹介しました。
登壇者:Colleen Lavin、Fernando Diaz、Cesar Saavedra、Anthony Baer、Everton Andrade、Sam Schonstal
📍 12月2日〜3日 — FinTech Connect London
- ブースG30にて、金融機関がAIとDevSecOpsを活用してどのようにモダナイズしているかをご紹介しました。
📍 12月2日 — GitLab DACH Roadshow: Berlin
- カスタマーストーリー、ハンズオンAIワークショップ、実践的なトランスフォーメーションの洞察を提供しました。
📍 12月3日 — Agentic AI in Action(テクニカルデモ)
- GitLab 18の強力なAI機能(コード生成から脆弱性解決まで)のライブデモを実施しました。
📍 12月4日 — GitLab DACH Roadshow: Vienna
📍 12月11日 — GitLab Duo Enterprise Workshop (AMER)
- エンタープライズチームで AI がどのように開発とセキュリティを加速させるかを深掘。サインアップはこちらから
今月のおすすめ記事
GitLabのナレッジライブラリに、さらに多くのコンテンツが追加されました!
今月の記事では、生成AIチームの構築から「vibe-coding」のリスク、デベロッパーエクスペリエンス、そしてAIを活用した開発実務での具体的な事例まで、幅広く解説しています。
https://thenewstack.io/whats-next-for-developer-teams-how-to-prepare-now/
https://thenewstack.io/what-nobody-tells-you-about-building-and-retaining-genai-teams/
https://www.itpro.com/technology/artificial-intelligence/vibe-coding-security-risks-how-to-mitigate
https://www.devopsdigest.com/gitlab-185-released
最後に、今月の名言を
もしこれまでに、手強いマージコンフリクトに苦労したり、謎のバグを何時間もデバッグしたことがあるなら、進歩は偶然に起こるものではないとご存じでしょう。
だからこそ、Abigail Adamsのこの言葉が私たちは大好きです:
「学びは偶然に得られるものではない。熱意をもって追い求め、勤勉に取り組まねばならない。」
AIが加速する新しいソフトウェア開発の時代を進むすべてのチームにぴったりの言葉です。
2025年最後のMonday Mergeをお読みいただき、ありがとうございました!この素晴らしく、好奇心にあふれ、常に進化するコミュニティの一員でいてくださることに感謝しています。
これからも、より多くのイノベーション、より安全なデプロイを。2026年にお会いしましょう。それまでは…Happy Merging! 💜
— Fatima Sarah Khalid | GitLab Developer Advocate, GitLab

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